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独立洗面台は人気条件!バス・トイレ同じは男性単身者以外からは入居候補外!?

2022年06月24日

こんにちは。
大切な資産を守り、未来につなげる、建物修繕・メンテナンスのウィズライフがお届けします。

お部屋を探している方の多くから聞かれる条件のひとつに「バス・トイレ別」というものがあります。

近年、独立洗面台の人気が高まり、単身者向け物件では4位、ファミリー向け物件では2位と支持されている設備になります。
とくに女性単身者の6割は、独立洗面台のある物件を選ぶという人気ぶり。

では、独立洗面台がなぜそこまで人気なのでしょうか。
この記事では、独立していることで得られるメリットなど独立洗面台のさまざまな特徴についてまとめていきたいと思います。

賃貸経営をもっとよくしていきたいオーナーのみなさま、人気設備である独立洗面台を把握することが何かヒントになるかもしれません。

ぜひ最後まで読んでみてください。

【目次】
●そもそも独立洗面台ってどういうもの?
●独立洗面台が人気の理由とは?
●独立洗面台のデメリット
●ファミリータイプ向けの物件には独立洗面台を
●人気設備導入で必ずしも空室が埋まるわけではない
●まとめ

そもそも独立洗面台ってどういうもの?

独立洗面台とは、その名のとおりバスとトイレが別で「独立して設置されている洗面台」のことをいいます。
毎朝の身支度が大変な女性からの支持を得ており、新しい物件のほとんどが独立洗面台になっている傾向にあります。

独立洗面台が人気の理由とは?

ここからは、独立洗面台が支持される理由を紹介していきたいと思います。

身支度がしやすい

基本的に独立洗面台には、コンセントの電源がついています。
そのため、洗顔や歯みがきと同じように洗面台の前でドライヤーや電動歯ブラシを使うことができ、効率よく身支度ができるのです。
歯みがきも電動歯ブラシを簡単に使うことができるようになります。

これが独立洗面台のない物件になると、場所を移動してそれぞれをおこなう必要があり、時間がもったいないです。

身支度の大体のことがひとつのスペースで解決できるところが独立洗面台の最大のメリットです。

収納スペースが多い

独立洗面台は、一般的には収納棚がついており、洗面ボウルの周辺も割とスペースがあるので、ハンドソープや化粧水など身支度で使用する物をまとめて収納することができ便利です。

そのほかにも、日用品のストックなどをしまっておくことも可能です。

湿気や熱気に困らされることがなくなる

バスとトイレが同じユニットバスだった場合、洗面台を使用するときは浴室内に入る必要があります。

それがお風呂の直後だとどうでしょう?
さらに、それが身支度を終えて靴下を履いている状態だとどうでしょう?

湿気と熱気が充満している洗面台で用事をしなくてはならないし、靴下が濡れてしまうのでまた脱がなくてはいけないのも面倒です。

ささいなことと思うかもしれませんが、これが日常の中の小さなストレスとして積みあがってくるのです。

これらの問題やストレスが独立洗面台があるだけで、すべて解消されると考えると大きなメリットです。

独立洗面台のデメリット

入居者にとってのデメリット

独立洗面台は人気の設備であることは間違いないのですが、人気ゆえに設置されている部屋は、家賃が高い傾向になります。

オーナーにとってのデメリット

独立洗面台が人気だとしても、それを設置するスペースを確保しなければなりません。
さらに、設置するのに1台あたり20~30万円ほど費用がかかるというデメリットがあります。

男性単身者は、設備の充実度よりも家賃の安さを重視する方も多いです。
そのため、経営する物件のターゲットをしっかりと把握し、独立洗面台を設置するコストをかけてもいいか判断するようにしましょう。

ファミリータイプ向けの物件には独立洗面台を

男性単身者ならば、独立洗面台にそこまでこだわらずに入居してくれる方も多いと思いますが、ファミリー、同棲など2人以上で住む方がターゲットである物件では、独立洗面台がないと候補から外される可能性が高いです。

なぜなら、独立洗面台がない物件で2人以上が生活をすると、もし1人がお風呂に入ってしまった場合、その間は洗面台を使うことができなく非常に不便だからです。

とくに朝の忙しい時間を考えると独立洗面台は必須になります。

人気設備導入で必ずしも空室が埋まるわけではない

ここまで人気設備である独立洗面台について説明してきました。
人気設備ならば、導入することで空室問題が解決できると考える方も多いかもしれません。

たしかにひとつの有効な対策方法ではありますが、残念ながらそう簡単ではありません。
先述したように独立洗面台の設置はコストがかかるので、それに見合う物件なのかをしっかりと検討しなければなりません。

コストをかけた分、家賃を高く設定する必要がでると、そこが原因で空室が埋まらないことにつながる可能性もあります。

そうならないためにも、人気設備だからと安易に設置してしまうことはやめましょう。

まとめ

人気設備である独立洗面台についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
入居者からすると間違いなくあると嬉しい設備ではありますが、所有している物件のターゲットによっては設置する必要がない場合もあります。

設置にはコストがかかるので、ニーズがあるかどうかを慎重に見極めながら設置を検討することをおすすめします。

このコラムがお役に立てば幸いです。
以上、建物修繕・メンテナンスのウィズライフ株式会社でした。

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