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テナント募集したいときに使える7つの手法を大公開!
2022年08月05日
こんにちは。
大切な資産を守り、未来につなげる、建物修繕・メンテナンスのウィズライフがお届けします。
賃貸経営には、大切なことがたくさんあります。
テナント募集もその中のひとつです。
例として不動産会社に依頼する方法があります。
仮に建物の条件や状態があまり良くなくても、不動産会社が優秀ならばテナントが入る可能性は大いにあります。
逆をいえば、不動産会社が怠慢でしっかりとした募集をしなければ、どんな建物の条件・状態が良くてもテナントが決まらないということです。
そのほかにもテナントを募集する方法として、効果的なものはあります。
そこでこの記事では、テナント募集したいオーナー様が覚えておきたい募集方法を紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
【目次】
●テナント募集について
○テナント募集は複数の媒体で
○所有物件と条件が合わない業種もある
●おもな7つのテナント募集方法
○地元の不動産会社に依頼する
○看板広告やのぼり
○新聞の折り込み
○不動産紹介サイトに依頼
○フリーペーパー・雑誌に掲載
○空き店舗を探している企業へ営業
○知人からの紹介
●広告を出す前にチェックすべき4つのこと
○テナント料の算定
○業者に依頼してコスト削減
○物件に合った広告を出すこと
○契約は不動産会社に依頼する
テナント募集について
テナント募集とは、建物の一部の区画を借りる人を募集することをいいます。
オフィスビルやショッピングセンターのような建物の一部をオーナーや運営母体から借りて、事務所や店舗として利用することをテナントといいます。
建物の所有者は、区画が空いたままの状態だと賃料が入らないので、空きがなくなるようにテナント募集をします。
テナント募集は複数の媒体で
テナント募集は、複数の媒体から発信することで効果が上昇します。
街中で見かけるテナント募集は、ほとんどが募集している区画に看板が設置されているものだと思います。
ですが、ほかにもさまざまな媒体に広告がでているものです。
少し前までは、紙媒体が一般的でしたが、今はインターネットからの問い合わせが増えています。
所有物件と条件が合わない業種もある
テナントは物件により合う業種と合わない業種があります。
テナントは、一般的な住居用の不動産とは違い、さまざまな業種のテナントが借り入れする可能性が高いです。
しかし、区画を借りたいというテナントの業種と物件の立地条件や環境によってオーナーが考える業種と合わないこともあります。
おもな7つのテナント募集方法
テナントを募集する方法は、おもに7つあります。
その7つの方法を詳しく紹介していきますので、お見逃しなく。
地元の不動産会社に依頼する
テナント募集の手法として、地元の不動産会社に依頼するという方法があります。
自ら物件を管理しているオーナーでも、テナント募集は不動産会社に任せてあるケースが多いです。
地元の不動産会社に相談・依頼するとさまざまな方法で広告をだしてくれます。
看板広告やのぼり
街で見かける看板やのぼりもテナント募集方法のひとつです。
看板やのぼりを立てることで、物件周辺の借り手に直接的な募集ができるメリットがあります。
ただし、注意すべきなのが周囲の雰囲気に合うようなデザインにする配慮が必要です。
往来する人の目につくようになるからこそ、雰囲気を壊すデザインだとマイナスイメージになってしまうおそれがあります。
イメージアップになるようなデザインを第一に考えましょう。
新聞の折り込み
新聞の折り込み広告もテナント募集につかえます。
これは古くからの手法で、不動産業界は紙媒体で広告をだすことが多く、新聞の折り込み広告でテナント募集することは珍しくありません。
募集内容は、テナント募集だけでなく一般向け不動産広告や、物件・土地情報など、幅広く広告が出されています。
不動産紹介サイトに依頼
最近、増加してきているのが不動産紹介サイトに登録して紹介してもらう方法です。
インターネットの普及により、テナント募集の広告も紙からインターネットに移りました。
不動産紹介サイトを利用するのなら、掲載物件が多いサイトを選ぶようにしましょう。
フリーペーパー・雑誌に掲載
紙媒体でのテナント募集は、新聞の折り込みだけでなく、駅前などで配布しているフリーペーパーや無料雑誌の広告に掲載する方法もあります。
不動産会社に依頼している場合は、不動産会社が媒体への掲載依頼を。
オーナー自ら依頼する場合は、テナント募集の情報を用意して媒体へ掲載依頼をする形になります。
空き店舗を探している企業へ営業
不動産関係の仕事でテナントを探しているオーナーと空き店舗を探している企業をつなぐ、テナントリーシング営業というものがあります。
この方法によりテナントが見つかる可能性が高まります。
知人からの紹介
知人からの紹介でテナントが決まることも多くあります。
しかし、この知人が宅建業者でないと仲介手数料は受け取れないという決まりがあります。
そのため、仲介業者ほどの費用はかかりませんが、お礼としてそれよりも少額程度をわたすことをおすすめします。
広告を出す前にチェックすべき4つのこと
テナント料の算定
テナント料とは、所有物件の空き区画の家賃のことです。
テナントの種類によって異なるのですが、一般的には坪単価で価格が決まります。
ショッピングセンターのような商業施設の場合、固定賃料になることもありますが、一般的にはテナントの売り上げに対する一定の歩合率をかけて算出した金額を賃料として設定する場合が多いです。
業者に依頼してコスト削減
テナント募集の広告を出す際に、オーナー自らでデザイナーを探すのは難しいことが多いです。
広告のデザインは、広告の効果を大きく左右するため、仲介業者に依頼してデザイナーを見つけてもらう方法をおすすめします。
そのほうが、費用も時間も削減することができます。
物件に合った広告を出すこと
所有物件に適した広告を出すことがとても重要です。
オーナーは物件の所有者ですが、不動産取引の専門知識が備わっていないことがほとんどです。
そのため、管理業者に任せていることが多く、おすすめです。
どんな広告が物件に最適なのかわからない方は、不動産会社に依頼して任せましょう。
契約は不動産会社に依頼する
オーナー自らがテナント広告を出す場合、さまざまな方法があり、それを自ら活用することは可能です。
しかし、契約には専門知識が必須になります。
きちんとした契約書は専門家でなくては作成することが難しいです。
契約後のトラブル回避のためにも契約は不動産会社に任せましょう。
契約後の企業と信頼関係を築こう
オーナーとテナント企業との間でトラブルが発生することもあります。
とくに解約時の原状回復についてのトラブルが多いです。
契約前の状態まで戻す原状回復で、契約時には記載されていない修繕を求められたなどのトラブルがあるので、契約時にしっかりと原状回復についての認識を共有するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テナント募集の方法についてまとめさせていただきました。
しっかりと収益を出すためにも効率よく広告を出してテナントを見つけましょう。
先述したようにさまざまなテナント募集方法がありますが、基本的には不動産会社に依頼する方法が便利で手間も省けて効率的です。
信頼できる不動産会社に依頼して安定した経営につなげましょう。
このコラムがお役に立てば幸いです。
以上、建物修繕・メンテナンスのウィズライフ株式会社でした。
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