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今、賃貸オーナーが知るべき空室対策「スマートロック」について知っていこう!
2022年09月02日
こんにちは。
大切な資産を守り、未来につなげる、建物修繕・メンテナンスのウィズライフがお届けします。
賃貸経営において、防犯対策、空き巣対策は十分すぎる配慮をすべきところになります。
入居希望者に「セキュリティが甘そうな物件」だと思われたら、大きなイメージダウンになります。
そこで今回この記事で紹介させていただきたいのが、「スマートロック」というシステムです。
最近、セキュリティの強化や物件価値を高めたいというオーナー様から注目されている最新のセキュリティシステムです。
といわれても、詳しく説明してくれないと本当に良いものかわからないですよね。
導入するのにどれくらいの費用が必要になるのかも気になるところだと思います。
では、スマートロックがどのようなシステムで、メリットやデメリットにはどのようなものがあるのか?
くまなくまとめていきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
●賃貸物件にスマートロックを導入にするメリット
○オートロックではない物件でもセキュリティを強化
○退去後の鍵の管理が簡単になる
○入居者の鍵紛失のトラブルがなくなる
最新セキュリティシステム・スマートロック
スマートロックとは、スマートフォンのGPSやBluetoothをつかい、施錠や開錠の操作ができるというIoT製品になります。
スマートロックは、鍵を持ち歩く必要がなく、鍵のかけ忘れなども防ぐことができます。
さらに、鍵の開け閉めの履歴をチェックすることもできるため、鍵をかけたかどうかの不安がなくなります。
不安に駆られて一度家に帰って確認するなんてこともなくなります。
家族やパートナーと合鍵を簡単にシェアすることもでき、ほかの家族が鍵を持って出ていないなどの心配事に悩まされることもなくなります。
ほかにスマートフォンだけでなくICカードや暗証番号、指紋認証などで開錠・施錠ができるタイプもあるので、物件に適したものを選ぶことが可能です。
賃貸物件にスマートロックを導入にするメリット
戸数によって違いがあるのですが、スマートロックの導入を検討していく中でオーナー様が一番気になるところは費用だと思います。
セキュリティシステムとして理想的だとしても、費用をかける価値があるのかと躊躇してしまうオーナー様も少なくないでしょう。
そこでスマートロックを導入して得られるメリットを詳しく説明していきます。
オートロックではない物件でもセキュリティを強化
賃貸物件のセキュリティとしてオートロックは主流です。
そのオートロックがない物件の場合、後付けでオートロックにしようとするとかなりの費用が必要になります。
また、構造上オートロックをつけることができない物件もあるので、難しいところです。
しかし、スマートロックならオートロックがない物件でも簡単にセキュリティを強化できます。
これで物件情報に「スマートロック完備」と記載できるため入居希望者へのアピールにもなります。
空き巣犯罪も進化しているため、オートロックでも不審者や部外者が建物内に侵入してくることが増えてきています。
そのためスマートロックでセキュリティを強化できるのは、大きなメリットです。
退去後の鍵の管理が簡単になる
一般的に、退去後は鍵を付け替えます。
そのため、大家さんはたくさんの鍵を管理しなければならない負担があります。
しかし、スマートロックになると、入居者がオーナーとなり鍵をスマートフォン上でしっかりと管理ができます。
退去するたびに付け替える必要がなくなり、スマートフォンでの利用権限を解除するだけで済むので、鍵の管理の負担がかなり減るでしょう。
入居者の鍵紛失のトラブルがなくなる
賃貸物件では、さまざまなトラブルがあるのですが、その中でも比較的多いのが鍵の紛失トラブルです。
もしも入居者が鍵を紛失した場合、借主の過失として交換費用などは入居者が負担することになります。
しかし、費用を負担することを拒否する入居者もいます。
これらのトラブルがスマートロックとなると起こりません。
鍵を紛失する心配もなく、オーナー様もトラブルに巻き込まれることがなくなるため、入居者にもオーナー様にもメリットがあります。
完璧ではない!スマートロックで起こりうる3つのトラブル
スマートロックは、非常に優れたセキュリティシステムであるのは間違いないのですが、残念ながらトラブルやリスクがまったく無いとは言い切れません。
起こりうるトラブルが3つあるため、紹介していきます。
・スマートフォンの電池が切れて鍵が開けられない
・通信状況、スマートフォンのスペックによって開閉がスムーズにできない
・オートロック機能で部屋から締め出される
これらのトラブルは、入居者にスマートロックの使用上の注意を徹底して周知する、サポート体制が整備されているメーカーの製品にするなどがあるので、対策しておきましょう。
スマートロックのタイプ別相場価格
スマートロックは、製品タイプによって価格はもちろんのこと、施錠・開錠方法も違います。
導入するにあたって、無理のない費用であることが重要になります。
そこでスマートロックの製品タイプ別の価格帯をチェックしておきましょう。
・貼り付けタイプ【施錠開錠方法:スマホ操作・ハンズフリー】→15,000円~
・穴あけタイプ【施錠開錠方法:スマホ操作・ハンズフリー】→35,000円~
・貼り付けタイプ【施錠開錠方法:スマホ操作・bitbutton】→6,000円~
・穴あけタイプ【施錠開錠方法:スマホ操作・MFカード】→9,500円~
どのタイプが所有物件に適しているか、管理会社などに相談しながら選ぶことをおすすめします。
まとめ
防犯セキュリティが完備されているか、というのは物件探しの条件として重視されています。
スマートロックは全体的にまだまだこれからな防犯システムなので、導入することで空室対策につながる可能性があります。
とても便利で入居希望者、オーナー様、ともにメリットがあるため、費用との折り合いがつくのなら検討してみてはいかがでしょうか。
このコラムがお役に立てば幸いです。
以上、建物修繕・メンテナンスのウィズライフ株式会社でした。
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