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悩んでいる場合じゃない!?ウォシュレットが付いてないなんて考えられない!
2022年10月28日
こんにちは。
大切な資産を守り、未来につなげる、建物修繕・メンテナンスのウィズライフがお届けします。
近年、ウォシュレットはトイレに設置されている当たり前のものになってきました。
駅のトイレやコンビニのトイレにも、今では当然のように設置されています。
そんなウォシュレットですから、賃貸物件においても人気設備となっています。
人気設備というか、入居候補者からすれば、もう付いているのが普通くらいの感覚かもしれませんね。
そのため、ウォシュレット付きの賃貸物件は増加傾向にあります。
所有している物件にウォシュレットを設置していなくて、空室対策として検討しているオーナー様も多いと思います。
今回は、そんなあなたのためにウォシュレットの設置が賃貸経営にどのような効果をもたらすのか、まとめていきたいと思います。
【目次】
●ウォシュレット設置は空室対策になるのか?
●ウォシュレット設置にかかる費用
●ウォシュレットの設置方法
●まとめ
ウォシュレット設置は空室対策になるのか?
ウォシュレットは賃貸物件の設備の中で上位にランクインしている人気設備です。
特に若い世代は、生まれたときからウォシュレットがある環境で育ってきている方が多いため、「ウォシュレットがないなんて信じられない」と考える方も多いみたいです。
また、若い世代ではなくても、ウォシュレット必須と考えている方が増えており、賃貸ポータルサイトの検索条件にもウォシュレットというチェック項目があるくらいです。
つまり、それくらいウォシュレットがあることが当然と考える方が多く、ウォシュレットが設置されていない物件は候補から外れるということです。
ここで「そんなにウォシュレットが必須なら、付いていない物件であっても入居者が自分で取り付けるのでは?」と考えるオーナー様がいらっしゃると思いますが、ウォシュレットを取り付けるには電源がないと電気工事をしなければいけないため、自分で取り付けるという考えを持っている入居者は少ない傾向にあります。
ここまでを踏まえると、ウォシュレットを取り付けることで、より多くの方の入居候補物件になるため、空室対策につながることがわかります。
ウォシュレット設置にかかる費用
ウォシュレット設置を業者に依頼する場合
ウォシュレットの設置を業者に依頼する場合、取り付け費用の相場は7,000~8,000円といわれています。
この費用にプラスしてウォシュレット本体の代金も支払うことになります。
このウォシュレット本体ですが、安いもので1万円程度、高いものだと10万円以上のものまでありますので、機能や予算を考慮して選ぶようにしましょう。
ほかにトイレに電源がない場合、電気工事に2万円ほどかかるとされています。
ウォシュレットを自分で設置する場合
既にトイレに電源があり、電気工事などの専門的な工事が不要な場合、自分でウォシュレットを取り付けて費用を抑えることができます。
自分でウォシュレットを取り付けるとウォシュレット本体の費用だけで済むので、業者への依頼料を節約することができます。
ただし、ウォシュレット取り付けには、便座外し工具などが必要なので、それらを忘れずに購入しておきましょう。
ウォシュレットの設置方法
業者にウォシュレットの取り付けを依頼した場合、自分で作業をする必要はありませんが、自分でウォシュレットを取り付ける場合は、工具の購入や取り付けまですべて1人でおこなうことになります。
そう聞くと不安に感じるかもしれませんが、流れを把握しておくと割と簡単に取り付けることができるので、紹介していきます。
① 工具・ウォシュレット本体を購入
はじめに、ホームセンターや家電量販店でウォシュレット本体とそれを取り付けるための工具を購入しましょう。
インターネットでも購入可能なので、好きな方法で購入してくださいね。
ウォシュレットを取り付ける部屋数が多いほど費用がかさむことになるので、予算と相談してオーバーしないくらいの価格帯のものを選びましょう。
② 既存の便座を取り外す
便器後方の裏にあるネットで便座は取り付けられているので、そのナットを工具で外しましょう。
そうすると便座が取り外せるようになります。
③ ベースプレートを取り付ける
ベースプレートを差し込み、ネジを締めて固定します。
ナットでしっかりと固定するように注意してください。
④ 給水管を取り外す
止水栓を閉めて給水されないようにしてから、止水栓から給水管を取り外します。
ナットを緩めて給水管を取り外すと、給水管の中に残っている水が漏れるので雑巾を用意しておきましょう。
⑤ 分岐金具を取り付ける
止水栓と分岐金具の間にパッキンを挟んで、分岐金具を取り付けます。
分岐金具を取り付けたらウォシュレット本体をつなぐ給水ホースを取り付けます。
⑥ 止水栓を開ける
閉めていた止水栓を開けて、トイレの水を流します。
水が漏れるようでしたら、一度止水栓を閉めて、緩いところを締めなおしてください。
⑦ ウォシュレット本体を設置する
ウォシュレット本体を便器に設置して、コンセントをつなぎ完成です。
まとめ
今回は、賃貸経営におけるウォシュレット設置による空室対策の効果や取り付け方法などについて解説させていただきました。
ウォシュレットは人気設備であり、今やあるのが当たり前と考える方が増えてきています。
そのため、取り付ければ長期的に空室対策をすることができます。
ウォシュレットを設置することで賃料アップも狙えるため、予算と相談しながら検討してみてはいかがでしょうか?
このコラムがお役に立てば幸いです。
以上、建物修繕・メンテナンスのウィズライフ株式会社でした。
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